2015年4月25日
こんにちは。
前回は虫歯が神経まで進んでしまった時の治療の流れについてお話ししました。
今回は治療中の注意点などをご案内していきます。
神経をとる治療は、麻酔をして行っていきます。個人差がありますが、だいたい1~2時間程で麻酔の効果はなくなります。
麻酔が効いている間はなるべくお食事や熱い飲み物をとるのは控えてください。
ほっぺたや唇をかんでしまったり、火傷の原因になります。
治療後2日程は痛みが出る可能性があります。
この痛みは治療による反応で一時的なものなので痛み止めを飲んで様子をみてください。
薬が効きすぎて痛みの出る場合もあります。
この痛みは治療後3~4日してから出ることが多いです。そのままにしてしまうと痛みが強くなってしまう可能性があるので、我慢せず来院して下さい。
治療中は薬の効果を保つため、また、根の中に汚れが入らないようにするために蓋ををしています。
これは次回の治療時にはずすことのできる仮の蓋になります。
材料の性質上、徐々に削れるようなかたちで減っていくことがあります。仮の蓋はかたまるまでに30分程かかります。
かたまる前に食事をしたり、舌で触ってしまうと取れてしまいます。
完全に蓋が取れてしまうと唾液中の菌により再び感染して治療が長期化するおそれがあるので、注意して下さい。
治療中はお口の中の汚れが少ない状態を保っていただくことが大切になります。
お口の中に汚れが多いと根の治療が長引く原因になるだけでなく、新たな虫歯の原因にもなります。
やはり日常のブラッシングを頑張って頂くのが一番大事なんです。
その他、不明な点がございましたら気軽にKDCスタッフにお声がけください。