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【インプラント治療】

2012年6月22日

こんにちは
院長の川島です。

今日はいい天気ですね。
午前中、朝一はインプラントのオペが入っていたので、Sさん急患対応できなくてすいません。予定通り早く手術が終わったのでブログの更新をします。
(書いている内に患者さんが来院して結局昼休みになってしましましたが)

当医院では歯がない部位への治療には、インプラント治療を一番に推奨しております。
理由は、咬む力が強く、違和感が少なく、天然歯に一番近い治療であるからです。
またそれにより他の歯に対する負担も一番少ない治療法なのです。

しかしインプラント治療は全てにおいて最高の治療法であるかというと、そうでない部分もあります。
治療への安全性、手術に対する患者さんの肉体的な・精神的な負担というマイナスの因子が存在する事も事実です。

そんなマイナス因子をなるべく排除する為に、当医院のインプラント治療ではCT撮影を行い、そのデーターを基にコンピューター上でシュミレーションし、そのデーターと同様の手術ができるやり方を採用しています。

このシステムを使用することで手術をより安全に行うことができます。
(詳しくはホームページで)

また患者さんの肉体的・精神的な負担をなくす為に麻酔科の先生に来ていただいて、静脈内鎮静を行っています。
これにより患者さんの精神的な苦痛はかなり減らす事ができます。
通常この静脈内鎮静を行った患者さんは、インプラント治療の記憶があまりありません。
鎮静が切れた時には、眠りからさめるような感覚です。
ですからドリルの振動などの苦痛は一切ないといっても過言ではありません。

私が鎮静を奨めるのは、以前の苦い経験からです。
インプラント治療というのは、少なからず時間の係る治療です。
ましてや、難しくなればなるだけ長くなります。

以前インプラント治療を行った際、手術は無事に終わりました。
しかし手術時に予想よりも骨がなく特別な治療を加えなければならなかったのです。
当然予定より手術時間は延びてしまいました。
手術が無事終わり満足感一杯だったのですが、手術後の説明の際、患者さんからポツリと言われた一言「もう二度とやらない」
この言葉はどんな患者さんでも思う本心だと思いますが、正直ショックでした。
治療の事ばかりが気になってしまい、患者さんの気持ちへの配慮がかけていたと痛感しました。

それ以来私は、インプラントをする場合には、患者さんの負担を軽減する為に静脈内鎮静を奨めています。
実はその話の後日談があります。
その患者さんその後もインプラント治療を受けているのです。
しかも静脈内鎮静なしに。

う~ん?

結局手術等は辛くても入れ歯と比較するとインプラントの方が機能的なので良いという証明にはなったのですが、その方がもう一度インプラント治療を受けるとは、、、。

KDC カワシマデンタルクリニック幕張口腔予防室では安心・安全のインプラントを目指して日々スタッフ全員で取り組んでいきま~す。

休日返上で出勤してくれたスタッフには感謝・感謝であります!!

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