2014年6月6日
こんにちは。
今回は歯周病と全身の関わりについてお話したいと思います!
「お口の病気はお口の中だけのもの」と考えてしまいがちですが実は歯周病は身体へも影響を及ぼすものなのです。
歯周病は細菌感染症で生活習慣病とも言われ、タバコ、ストレス、悪習癖など歯周病を悪化させる因子は様々です。しかしその直接の原因となるのは細菌です。
歯周病の原因菌がお口から体内に浸入することで様々な疾患を引き起こしてしまうのです。
歯周病と関連があると言われている症状に糖尿病があります。
糖尿病と歯周病の関係は特に密接です。糖尿病を治療することで歯周病が改善しますが逆に歯周病を治療することで糖尿病が改善すると言われています。
次に心臓疾患、動脈硬化です。
歯周病の原因となる細菌の毒素が血液にのって血管に作用し動脈硬化を引き起こしそれにより心臓疾患も引き起こすと言われています。
肺炎も誤えんによって歯周病の細菌が肺に入り症状を引き起こすことがあると言われています。
最後に低体重出産です。歯周病になると体内に産出される物質が血液を渡って胎盤に流失し、早産を引き起こします。
体内に細菌が浸入する経路のほとんどはお口を通して起こります。
お口の中をきれいにし歯周病を治療、予防することは全身疾患の予防にも繋がるのです!