2013年12月15日
こんにちは。
もうじきクリスマスですね。みなさんどのようにお過ごしになりますか?
ケーキを作ったり、大切な人にプレゼントを買ってみたりと非日常な感じが良かったりしますよね。
ところで今回は引続き 妊産婦検診についてお話ししたいと思います。
前回にも妊産婦検診はつい忘れてしまいがちな事だとお話ししました。特に妊婦さんより、産後のお母さんの方が検診に訪れる頻度は少ないようです。
やはり、産後は自分のことより赤ちゃん優先になってしまいますものね。ただ、お口の中の変化は知っておいてほしいのです。
歯周病は女性特有の病気ではないですが、歯周病になりやすい原因の一つに女性ホルモンが関連しているのです。そのためホルモンバランスが大きく変化する初潮を向かえる思春期、妊娠、出産の時、閉経前後の更年期は歯肉が腫れたり、痛んだりして、歯周病も悪化しやすいのです。
子育てが忙しくて自分の歯磨きをおろそかにしてしまった結果、子育てが一段落したころ(=更年期直前)にはすでに歯周病が進んでいるケースが多いのです。
そもそも妊娠中に歯科検診を推奨されるのは
・つわりがあるから歯磨きしにくい=虫歯になりやすい
・子供が生まれたら歯科に出掛けにくい
というのが大きな理由と思いがちですが、妊娠中ももちろんですが産後こそ注意を払ってほしいのです。
気づいた時には手遅れにならないために30~40代からきちんとケアするのがとても大事なのです。