2013年1月22日
こんにちは。
今回は大人の歯ブラシの選び方についてお話します。
歯ブラシは基本的にヘッド(毛がつまっているところ)が小さくての細身の歯ブラシがおすすめです。
一見大きいほうがよく磨けるように思われますが小さいほうが狭いお口の中で扱いやすく細かいところまでよく磨けます。
ヘッドの長さはそれを使う本人の親指の幅程度がよいでしょう。
柄の部分はシンプルでまっすぐなデザインのほうが持ち替えたときの違和感が少なくまた、力の加減を微妙にコントロールしやすくそれだけ磨き残しも少なくなります。
一見簡単そうに思われる歯磨きですが、実はとても難しいです。私達は指導させてもらうのですが残念ですが、しっかり磨けていない方が非常に多いです。
歯に汚れがつきやすいところ、磨き残しやすいところは、噛み合わせはの面の溝、歯と歯肉の境目、歯と歯の間ですが、ここは普通の歯ブラシだけではなかなか歯垢を除去できません。
ここは、糸ようじやフロスあるいは歯間ブラシ、インタースペースブラシといった清掃用具を使わないと歯垢を完全に除去できません。
歯周病を治すにはこの歯磨きがしっかりできるということが第一の治療になります。少し専門的になりますがPCRという歯の表面に汚れがついているがいないかをチェックする検査があるのですがその数値が20%以下でないと歯周病は改善していきません。
当院では歯ブラシの選び方や使い方、補助用具の使い方を治療の際お話させて貰っているのですが、まだ聞いてない!という方がいましたら是非お声をかけてくださいね。