2012年11月10日
こんにちは♪
今月のブログテーマは『食育』です。
「食育」の目標は生涯おいしく楽しく食べることです。そのためにも、歯は重要な役割を担っています!
その食育の基礎は、小児期に作られているそうです。
ここで小児期の食育について調べたので是非参考にしてください♪
<小児期の食育と歯の発達>
①乳歯が徐々に永久歯に交換して、永久歯列が形成されます。
将来の口の形と機能が完成していくこともあり、歯と口の役割と噛むことの大切さを知る時期でもあります。
この時期には、色々な食材を与えて、食の楽しみを味わいましょう。
② 低学年頃に食べ物を噛む力やすりつぶす能力が高まります。
この時期にかたさや弾力のある噛みごたえのある食べ物を噛むことを経験します。
嫌いだった物が食べられるようになる時期でもあります。逆の場合もあるようですが、、、。
③ 前歯の乳歯が永久歯と生え替わる時期は、食べ物をこぼしやすく、また噛む能力も低下します。
このようなときは口(くちびる)をしっかり閉じて噛んでのみ込みます。
そうすることで飲み込む力 (嚥下能力)が高める事ができます。
そうする事により永久歯が唇と舌の中間に位置でき、綺麗な歯並びが整います。
そして、食事時間をいつもよりゆったりと取ってあげると良いでしょう♪
④ 料理に合った食器を体験し、それらの正しい使い方や食べ方、食べる姿勢など食事マナーなどを身につける重要な時期でもあります。
この時期にさまざまな食べ物の料理を通して、よく噛んで味を味わっておくことは、その後に偏ら ない食生活を送るために重要なことです。
⑤ 間食・夜食・飲み物類などの飲食類は控えめにして、主食をしっかり食べてよく噛むことは、永久歯の虫歯予防にも繋がります。
このように、将来の正しい食生活や正しい生活リズムを形成するのに小児期は基礎となるとても重要な期間です。好きなものを好きなだけ、好きな時間に食べるといった崩れたリズムを作ってしまわないように、ご家族の配慮が必要ですよ!