2023/05/30 こんにちは、歯科衛生士の吉岡です。
先日、院長と一緒に一般歯科医師(ここでは矯正専門医以外のこと)のための矯正セミナーに参加してきました。
悪くなった歯を治す時に、被せ物ひとつ入れるにしても全体的な噛み合わせや歯列も整えてから治す方が将来的に予後が良かったり、ほかの歯を守ることにも繋がります。
噛んだ時に前歯の根元しか見えないような深い噛み合わせと、元々歯が一本ない事で左右のバランスが取れていない歯並びの患者さんが奥歯が痛いと来院。
抜歯→インプラントをしたものの次は反対側が悪くなり、更に10年後には前歯に入れていたインプラントも抜けてしまい、最終的に矯正を行って現在も経過観察中…
という症例があり、普段自分が診療中によく見るような歯並びだと感じました。
皆さんは自分の歯並び気にしたとこありますか?
八重歯、出っ歯だけでなく、口を閉じた時に前歯が噛み合わないのも実は歯並びが悪いのが原因です。
今回のセミナーではレントゲンの分析ソフトの使い方や診断の実習、表側の矯正器具の話や色々な症例のお話を聞きました。
今まで矯正の歯科医院にも勤めたことはありますが、初めて知ることも多くありました。
矯正治療というと見た目を気にする人がやるものというイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、歯を長持ちさせるためにも矯正治療をおすすめしていきたいと思います。
セミナーの続きが7月にもありますので、張り切って頑張りたいと思います!
写真はセミナーで頂いたTシャツです。(洗濯してしわしわですが)