2021.08.13
こんにちは。歯科衛生士の濱田です。
こんにちは。歯科衛生士の濱田です。
今回は今年の3月と6月に参加させていただいたセミナーについてお話したいと思います。
TCH(歯列接触癖)という言葉を耳にしたことはありますか?
意味は上下の歯を無意識にくっつけている癖の事を言います。本来、歯は食事の際に接触するだけで、接触している時間が1日の内、計14分以下なら問題はないと言われています。TCHにより上下の歯が接触した状態が続くと、歯に過度な負担がかかり、歯や歯の周りの組織にまで悪影響が出てしまう可能性があるのです。
TCHの原因はストレスやパソコンやスマホ操作時の姿勢が引き起こす事が多いと考えられています。
考え事をしている時、家事をしている時など何気ない時に上下の歯がくっついていませんか?また上向きの姿勢では上下の歯を咬み合わせにくいですが、下向きの姿勢になるほど歯を接触しやすくなります。
[癖]とついているだけあって、わかっていても簡単にはTCHを改善できない方はとても多くいらっしゃいます。
今回のセミナーでは「TCH緩和ケアプログラム」という内容で、優しい力で治す・触れているだけ・くいしばりに気づいていない患者さん・TCH(歯列接触癖)が治っていく・深刻な顎関節症になるその前の段階からのケアについて学んできました。
TCHや姿勢の乱れによる凝り固まった筋肉(お口周りに関係する筋肉)咀嚼筋・口輪筋・表情筋を緩ませることで、TCHを緩和し、顎関節症の痛み改善 ・口が大きく開きやすくなる・リフトアップ・筋肉が緩み、入れ歯の違和感が緩和する等の効果が期待できます。
施術はとても弱い力で、お口の中からとお顔を手で触れて行います。痛みに不安のある方もリラックスして受けていただける内容です。
当医院では現在3名の歯科衛生士がセミナーの受講を終えました。当面お試し期間ということで施術費用はいただかず行っております。ご興味ある方はぜひお声かけください。通常診療とあわせてTCH緩和ケアのお時間をとらせていただきます(^^)