2020年12月8日
こんにちは。歯科衛生士の濱田です。
今回はどんなお仕事の現場でも関りがあるであろう、クレンリネスについてお話していこうと思います。
[クレンリネス]とは「清潔で、快適な状態」をあらわす用語を指します。
食品製造業界やホテル業界に携わる方は、この言葉を耳にされた事があるかもしれません。
清掃業界ではこの言葉を、汚れる前にきれいにする習慣の『予防清掃』という意味で使われるそうです。
外飲食業界などでは以前から取り入れられ、今では定着化してきているという事を、私は最近になって知りました。
歯科業界ではこれをデンタルクレンリネスと呼び、当医院でも取り入れるため、昨年度から特に力を入れて取り組んできました。
その結果の一例が下記の写真です。
皆さんが目にする待合室や診療室を清潔に保つことはもちろんですが、消毒や滅菌作業の多い歯科医院では水の取り扱いも多く、水周りを綺麗に保つことが難しい時期もありました。
クレンリネスリーダーの頑張りをはじめ、スタッフ一同毎日の清掃や拭き上げで、使用の高いシンクを日々綺麗に保つことができています。
シンクの水垢汚れは、まず10%程度のクエン酸水を使用し、つけ置き擦り洗い。食器用洗剤(中性・弱アルカリ性)をつけたスポンジで洗い、すすぎと拭き上げを毎日行いました。
不思議なもので、毎日医院で行っていると、自宅でも今まで以上に気になり始めるもので…今では自宅のシンクも毎晩拭き上げる習慣がつき、以前より綺麗になりました。
綺麗な空間で過ごすのは気持ちの良いことですね(^^)これからもクレンリネスを実行して清潔な医院をつくっていきたいと思います。