2020年5月28日 こんにちは、歯科衛生士の金坂です。
今回は歯ブラシだけでは届きにくい場所をダイレクトに磨ける『ワンタフトブラシ』についてお話します。
歯ブラシだけではブラッシングが行き届かず、磨き残しにより歯垢が溜まりがちになります。 ブラッシングが難しい部分には、ワンタフトブラシを使用することで効果的に汚れを除去することができます。ワンタフトブラシとは、歯ブラシよりも少ない毛の本数でできている小さめのブラシのことで、「一歯用ブラシ」などと呼ばれることもあります。ドラッグストアでも販売されています。
この歯ブラシ一本で口の中の状況に合わせて使うことができます。
例えば…・
子どもの歯の生え変わりの時期
・歯と歯が重なっている部位
・嘔吐反射が強く奥まで歯ブラシを入れられない方
・歯の裏側(特に上の前歯の裏)
・孤立した歯
・ブリッジの入っている部位
・矯正治療中の歯
・インプラント
使い方は簡単で、通常通りに歯磨きをした後、ワンタフトブラシを磨きたい歯に当ててくるくると円を描くように動かしたり、歯と歯茎の境目をなぞるように動かします。
この時あまり力を入れすぎないようにするのがポイントです。
ピンポイントで当たるので手鏡等で確認しながら動かしてみるのも良いでしょう。毛先が広がってきたら交換するのも忘れずに。
とても便利なワンタフトブラシ、ぜひ使ってみてくださいね!