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【TCH】

2016年9月27日

こんにちは。


暑い夏も過ぎ、秋めいてきましたね。

今回はお口の中の癖のひとつについてお話ししたいと思います。

歯列接触癖(TCH)ってご存知ですか?

上下の歯を“持続的”に接触させる癖の事です。

上下の歯の接触と聞くと“かみしめ”、“くいしばり”を思い浮かべると思いますが強い力で“かみしめ”、“くいしばり”を行わなくても、上下の歯が接触する程度でも筋肉の緊張・疲労が生じます。
上下の歯は何もしていない時は接触しておらず離れていて食事や会話をする際に接触しているのは1日20分程度が正常と言われています。

接触時間が長ければ長いほど筋肉の緊張や疲労、顎関節への負担は増えます。
お口の中にも症状が出ます。
歯列接触癖があるかどうかチェックしてみて下さい。
●舌の先端あるいは周縁部に歯の圧痕がある
●頬粘膜に咬合線(白い筋)がある
●唇と上下の歯を別々に動かすことが困難
(例)唇を閉じて噛み合わせ、この状態から上下の歯を離していき同時に唇も離れてしまう
(例)唇も上下の歯列も離してる状態から上下の歯を接触させると同時に唇も閉じてしまう

このような場合は歯列接触癖(TCH)の可能性があります。

口の中への影響
●歯の慢性咬合痛
●歯周病の悪化
●つめものやかぶせものの脱離
●歯の破折
●慢性的な口内炎
●かみあわせたときの違和感
●舌や頬粘膜の誤咬
●舌痛症
●義歯性疼痛

どんな時にしてるのか?
基本的に緊張している場合におこります
その他に何かに集中している時に無意識にしている時があります。

スマホ、パソコン、日常の家事などで上下の歯が接触しているかどうか意識してみてください。

接触していたら離すよう心がけましょう。

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