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【顎咬合学会】

2012年6月26日

私は今年も顎咬合学会に参加してきました。

顎咬合学会とは歯科の学術大会であり、日本で一番大きな学会です。
今年度は第30回大会であり、毎年この時期に国際フォーラムで土曜、日曜と二日間行われます。

今年の私の目的は2つ。
一つは土屋賢一先生のライブプレパレーションを見る。
もう一つは義歯用のアタッチメントで良いものがあったら購入する。

土屋賢一先生の発表は午後からだったので、まずはアタッチメントからです。
展示されているブースを全て見てきたのですが、義歯用のアタッチメントはありませんでした。
業者の方に聞いてみると、やはり今はインプラントの時代なので扱う業者事態が少なくなっているとのことでした。
あまり普及しない治療では薬事の問題で厚生省に認可をもらうのに費用が掛かりペイできないので扱わないとのことでした。
インプラントが普及する前は、取り扱っているメーカーはあったのですが、とても残念です。

欠損補綴に対してはインプラントで治療するのが現在は一番良いとされています。
当医院でも推奨しているのですが、義歯に対してももう少し選択肢があればより国民の健康を守れると思うのですが、仕方ないのですかね。

もう一つの目的 土屋賢一先生のライブプレパレーションは最高でした。
プレパレーションとは形成の事を意味するのですが、要は歯を削るのをライブで見せてくれる発表なのです。
補綴治療の第一人者であり、歯を削る事に関しては、日本で一、二を争うだろうと言われている先生のライブでの発表です。
実際の患者さんに行う手技を見れるチャンスはなかなかあるものではありません。

始まる前は140分も時間を取っているのでどんな事をするのか不思議でしたが、始まってしまったら納得というか、ここまでするかの驚愕のライブでした。
先生のテクニックもとても素晴らしかったのですが、その手技に掛ける時間が想像を超えていました。私達は通常一本の歯を削るのに10~20分かけますが、それは土屋先生もあまり変わりませんが、その工程を少なくとも3回以上行うとのことでした。
またその間の仮歯の作り方、こだわり方がすごい!!
うまい先生があれだけ丁寧に治療をする事で芸術的な治療ができあがるのですね。
私達歯医者が見ても治療した歯か分からないぐらいの完成度。
とても芸術的な治療です。

患者さんも治療が終わるまでかなり時間が掛かり大変でしょうが、術者も患者さんもとても贅沢な時間を過ごしているなと思いました。
私もいつかはあんな治療をして患者さんと贅沢な時間を過ごしたいと思います。

とは言ってもこんな漠然とした目標では達成できる訳ありません。現在スタッフと全てのシステムを作りあげている最中です。
そしてそれを2年目が終わるまで来年の7月までに行う予定です。楽しみにしていてください。

今後もどんどん革新していきますので、かわしまデンタルクリニック幕張口腔予防室を
宜しくお願い致します。

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